このたびハーモニークリニックにおいて、近隣のケアマネジャー・医療介護関係者のみなさんとの交流の機会を目的に、第1回勉強会となる「学びのセミナー」を開催しました。この取り組みは緑区が進めている地域包括ケアの推進に寄与するものです。
明医研の医師・看護師・ケアマネジャーを講師とし、「往診医と訪問看護師によるまだまだ伝えたい認知症のこと」をテーマとした当セミナーでは、平日夜の時間帯に関わらず満員のご参加となりました。地域の医療介護関係者みなさんの学ぶ熱意を感じ、また、よいコミュニケーションを図ることができました。
■医療法人明医研主催「学びのセミナー」
・日時:4月28日(金) 18:30~19:50
・場所:ハーモニークリニック
・参加者:緑区・浦和区のケアマネジャー・医療介護関係者 25名(満席)
・プログラム
講義1「深く知ろう!認知症のこと」ハーモニークリニック中井秀一医局長
講義2「看護師による訪問看護ミニ講座~認知症における早期からの訪問看護利用のメリット~」
れんけい訪問看護ステーション 金久保麻紀子師長
質疑応答・ディスカッション
(両講師+在宅療養相談センターさいたま南原田雅子センター長、本部企画室渡部直洋次長)
■受講者の声「学びのセミナーに参加して」
ケア花水木 介護支援専門員(ケアマネジャー)伊藤健司様
往診や訪問看護と聞くと、動けない患者像を連想しがちです。今回、認知症の概要を振り返り、通院拒否や服薬困難、健康と生活に様々な問題を抱えている事例を通して、その援助の突破口や重要な役割を担う往診と訪問看護の一面を再認識できました。 ケアプランの視点を考える契機となりました。医療の専門性の高さが敷居の高さですが(私だけ?)、学びの機会は医療職種の「人」を感じられる場でもあり、有り難い手がかりです。 |
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今後、ハーモニークリニックのみならず、デュエット内科クリニックを含めて明医研全体で地域の医療介護関係者の皆様にも有益となる学びの場を提供していきたいと思います。どうぞご期待ください。