中根晴幸理事長
わかり易さが命の健康講座で、難しい表題になり申し訳ありません。
これは健康の全てに関わる問題として国が進める方針で、県の企画した教育事業に明医研が協力を依頼されています。先進国では医療高度化に伴い平均寿命も延び、医療と社会保障が難題です。病院は最先端の医療が受持ちですが、例えば今年のような酷暑に熱中症で救急外来を受診する人も多々生じます。また最先端の医療処置を行なっても、高齢者などで短期に回復が得られず長期入院になれば病院にも負担です。
そこで病院外の地域医療に期待が高まり「退院後」「脳卒中」「がん」「神経疾患」「少しの救急」など多くの問題に開業医が他の医療者と協力して往診、24時間対応などの需要に応じるよう要請されています。
医師単独では無理なことですが、時代に必要とされることでもあり、地域によっては徐々に多くの医療職、介護職の協力体制が育ちつつあります。明医研の医療もそうした需要に応じられるよう努めて参ります。