この度、地域の方々や医療介護関係者のみなさんを対象に、新しい医療を地域に届ける「在宅医療」をテーマとした記念すべき第1回の公開セミナーをハーモニークリニックで開催いたしました。
明医研Facebookにも写真を掲載しているのでご覧ください。
■講師としてハーニークリニックの中根晴幸院長が登壇
中根晴幸院長は、旧浦和市立病院(現在のさいたま市立病院)が1992年に地域のかかりつけ医と緊密な連携を持ち、多くの患者さんの紹介を受ける病診連携の専用病棟として設立した「さくらそう病棟」の管理医師として従事。その後、病院の受け皿となる地域医療を充実させていきたいとの思いから、退院後の継続医療の基点とする機能として1995年に医療法人明医研を設立しハーモニークリニックを開設しました。地域のかかりつけ医としての22年の経験をもとに、今般地域の皆様に「病院医療と在宅医療の違い」「高齢化社会でより必要になる医療とアプローチ」「在宅医療に必要な要素」「クリニックでの在宅医療の実例」等について70分にわたり講演を行いました。その後、参加者の皆さまからいただきました質問に丁寧にお答えいただきました。
第1回「地域の方々のための在宅医療公開セミナー」~医師に教わる「在宅医療」のススメ~ | |
・日時:9月2日(土) 14:00~15:00 ・場所:ハーモニークリニック2Fカンファレンスルーム ・参加者:さいたま市緑区・浦和区近隣にお住いの方々、医療介護関係者 25名(満席) ・プログラム 新しい医療を地域に届ける在宅医療について ~地域のかかりつけ医 22年の経験から~ ハーモニークリニック院長 中根晴幸 <質疑応答>20分間 |
■受講者の皆様からのご感想(一部紹介)
◇在宅医療で出来ることの広さ、技術的にも思った以上のことが出来ることが分かりました。(50代男性)
◇以前両親を見送るにあたり在宅医療に大変お世話になりました。本日はセミナーを受けまして、詳しく教えていただき大変心強く有難く思いました。(70代女性)
◇在宅医療については、関心はありましたが、無知識・無自覚でありました。如何に考えるべきかを探るため受講いたしました。(80代男性)
◇今のところ(在宅医療の利用は)まだ考えられませんが、通院が不可能な状態になった時は心強いと思いました。(年齢不明・女性)
◇嚥下などの問題で摂食障害となった場合、こういった方々に十分な栄養を与える処置をすることで、摂食ができるようになったり、活発に活動できるほど体力戻るなど、早期からの栄養管理がいかに重要かということが分かりました。(30代男性)
地域の方々へ在宅医療を解説する中根晴幸院長 |
会場からは様々な質問が寄せられました |