明医研ニュース

医療法人明医研 23周年記念行事を開催しました(全スタッフ参加による職員研修)NEW!

明医研ニュース    2018年7月28日

私たち医療法人明医研は、1995年8月7日に設立し今年で23年となりました

8月の開設を祝し、そして明医研スタッフ一同が法人理念に立ち戻りよりよい医療ケアを地域の皆さんに提供できるよう、明医研では毎年法人記念行事を実施しています。今年は7月28日に緑区にあるプラザイーストにて明医研の全スタッフが集合し、職員研修会を実施しました。

今回設定したテーマは「あらためて問い直そう!明医研らしい仕事を」

議論の題材として、「娘夫婦と離れて暮らす高齢の父親が、妻の介護を行う事例」を取り上げました。この題材には、家族介護の中で遭遇する介護者の苦悩、妻の病状の変更や最期の時(ファイナルステージ)を見据えた今後の希望、関係する医療介護職種の在り方など、様々な論点が含まれています。ここで挙げられた在宅医療の諸問題について、患者さんやご家族の想いはどういったものであるか、明医研の多職種チームではどのような関りが持てるのか等を、参加者による積極的な議論を行い情報交換を行いました。

どのスタッフからも、明医研が掲げる理念である「温かく信頼に足る医療ケアの提供」に沿って、患者さん・ご家族に寄り添うこと、そしてひとりではなくチームで支えることが何よりも重要であるという意見があげられました。

また、「このようなご家族だからこそ、明医研の在宅医療を使っていただき、心ゆく日々を送っていただきたい」と発表するグループもありました。

中根晴幸理事長が23年前の開設当初から大切にしている「明医研らしい」仕事に取り組むことをスタッフ一同で確認できる実り多き研修会となりました。引き続き私たちの日々の仕事に誇りをもって取り組んで参ります。

 

明医研理念のご紹介

明医研は温かく信頼にかなう医療・ケアの提供を目指します
地域の人々の健康を守り苦悩を和らげることに努めます
人々の心ゆく日々を支えて、現在と未来の世代に貢献します

明医研ではWARM(温かく)& RELIABLE(信頼に足る)を合言葉に、医療、介護サービスを提供しています。この言葉には、明医研の運営理念のエッセンスが込められています。私たちは、この理念のもと、入院医療を補完しうる質の高い医療・ケア技術を持った多職種チームとして、地域の医療介護をサポートして参ります。

明医研Facebookでも本イベントの写真を多数掲載しています。ぜひご覧ください。

 

 

ハーモニークリニック副院長・明医研医局長の新体制のご案内NEW!

お知らせ    2018年7月1日

2018年7月より、院内体制の強化に向けた見直しを行い、新たに「ハーモニークリニック副院長」「医療法人明医研医局長」に以下の医師が就任いたしましたのでご案内いたします。なお、診療時間などについては、従来と変更はございません。

医療法人明医研 新体制

ハーモニークリニック

副院長

NEW!

市川聡子医師 (医療法人明医研副理事長兼任)

中井秀一医師(前医局長)

明医研 医局長

NEW!

松林洋志医師

 

新体制のもと、温かく信頼にかなう医療とケアの提供を目指してまいります。

地域の皆様および関係者のみなさまにおかれましては
今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

医療法人明医研 理事長 中根晴幸

海外視察の受け入れについて(Asian Health Services/Asian Medical Center Arthur Chen先生)

明医研ニュース    2018年6月18日

米国カリフォルニア州オークランドにあるAsian Health Services/Asian Medical Center。
そこで医師をされているArthur Chen先生が、以前、日本における在宅医療の現状を視察するため明医研にいらっしゃったことがありました。

その後も密な交流が続いており、2016年8月には、明医研(大和康彦先生、市川聡子先生、市川家國先生、市川智光専務)がオークランドに家庭医療等の海外視察に赴き、Chen先生にご案内いただきました。 
2018年6月18日(月)、そのChen先生が2回目の明医研視察ツアーにいらっしゃいました。

Arthur Chen先生を囲んで(右から2人目)

明医研全体で再視察を歓迎しました

大和康彦先生が院長を務めるデュエット内科クリニックと、併設であり24時間対応のケアメイト訪問看護ステーションにおいてスタッフも交えて活発な意見交換を行いました。

また、2016年に明医研として3カ所目の開設となったアトリオ訪問看護ステーションならびにさいたま市緑区で「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」を行っている「みるくる24」の訪問看護・訪問介護も視察されました。

明医研での在宅医療における長年の取り組みや、教育研修や地域に対する公開講座の実施等について関心を持っていただき、これまでに国内外から様々な視察・見学を受け入れています。

明医研の取り組みの詳細は、「明医研のアクティビティ」よりご覧いただけます。
http://meiiken.or.jp/for-doctors/activity

その他の写真は明医研Facebookも是非ご覧ください。

第3回「埼玉ポートフォリオ発表会」が開催されました

お知らせ    2018年2月24日

■今年で3回目の開催となった「埼玉ポートフォリオ発表会」

医療生協さいたま さいたま総合診療医・家庭医センター(SGFAM)と東埼玉総合病院主催、日本プライマリ・ケア連合学会 埼玉支部共催(代表世話人:中根晴幸先生)による第3回埼玉ポートフォリオの発表会が開催されました。(前回 第2回埼玉ポートフォリオ発表会は2017年3月5日(土)に開催)ポートフォリオ事例評価は、プライマリ・ケアに関わる医師の診療業務において、包括的かつ統合的なアプローチを進めていくための優れた学習方法であり、家庭医療後期研修プログラムの修了評価や専門医認定評価として活用されています。

開会挨拶を行う中根晴幸理事長

日本プライマリ・ケア連合学会 埼玉支部長

今回の主催者である国立病院機構東埼玉病院

今永光彦先生と中根晴幸理事長

■ポートフォリオ発表会は「家庭医療専門医」を育てる実践の場

ポートフォリオ発表会では、埼玉県内で家庭医療研修を行った専攻医(今年は例外として新潟県で経験された症例発表もありました)からポートフォリオを発表していただき、参加された指導医等からフィードバックを受ける形で進行されました。昨年は20名程度の参加者でしたが、年々参加者が増加しており今年は30名を超えて参加されました。また、医師(指導医・専攻医)だけでなく、薬剤師、医学部生、事務職の方も参加され、多角的な視点がある中でディスカッションが行われました。3回目の開催ということで、昨年に引き続き発表をされた先生がいらっしゃったり、1回目に専攻医として発表された先生が、今年は指導医としてご自身の経験を踏まえて発表者の先生にフィードバックをされる等、ポートフォリオ発表会の進展を実感できた素晴らしい一日となりました。

■優れたポートフォリオに向けたフィードバック

今回も3人の先生が登壇し、「BPSモデル(生物心理社会モデル)」「チーム・ネットワーク」「業務改善」のエントリーにおいて、功を奏した/難渋した/多職種において課題を乗り越えた等といった学びの視点が多く盛り込まれたポートフォリオが発表されました。その後、場内の指導医先生方から具体的なフィードバックが多数寄せられ、ポートフォリオの更なる充実に向けた有意義なディスカッションが行われました。見学されていた医学部生からは「ポートフォリオは勉強不足で参加したが、どうやって解決していくのか悩ましい各種事例について、先生方・医療機関ごとに様々な検討がなされ具体的な取っ掛かりをつけて課題解決していく様子が伺え大変勉強になった」との感想もありました。指導者・専攻医・医学生も、参加者それぞれが発表から多くの気づきを得た良い会となりました。

発表された佐藤順紀先生(後列中央左)、久志本舞衣子先生(前列中央)、

指導医さいわい診療所関口由希公先生(後列右から2番目)を囲んで

「埼玉ポートフォリオ発表会」では、発表者が所属する医療機関の参加者のみならず他の医療機関から参加された方々からのフィードバックを通して、より実践的な学びを得ることができます。また、埼玉県内の総合診療医・家庭医が多く集まる貴重な機会です。ここでの出会いを通じて新たなネットワークが生まれています。次回の発表会についても是非ご期待ください。
明医研Facebookにおいて写真をご紹介しています。

■第3回「埼玉ポートフォリオ発表会」 会議情報

主催:医療生協さいたま さいたま総合診療医・家庭医センター(SGFAM)
   国立病院機構東埼玉総合病院
共催:日本プライマリ・ケア連合学会 埼玉支部(日本プライマリ・ケア連合学会専門医・認定単位更新(1.5単位取得)あり)
日時:2018年2月24日(土)14:00~17:00
参加職種:医師、薬剤師、医学部生、事務職

■プログラム

・開会挨拶:医療法人明医研 中根晴幸理事長(日本プライマリ・ケア連合学会 埼玉支部長)
・講義:「ポートフォリオができるまで~指導する・されるの裏側を見せます~」
 国立病院機構 東埼玉病院 今永光彦先生(指導医)・深澤義輝先生(専攻医)
<ポートフォリオ発表>
埼玉協同病院 埼玉協同病院 
佐藤 順紀先生
介入困難な事例に対してBPSモデルを活用した症例
(エントリー:BPSモデル
医療生協さいたま さいわい診療所
久志本 舞衣子先生
地域ケア会議で方向性を導くことができた症例
(エントリー:チーム・ネットワーク)
地域医療振興会「地域医療ススメ」研修プログラム
児玉 崇志先生
褥瘡治療「オムツラップ」を普及させるシステム構築
(エントリー:業務改善)
 

 

(ケアマネ対象)第2回「学びのセミナーin武蔵浦和」を開催しました

お知らせ    2018年2月23日

デュエット内科クリニック(武蔵浦和)での初開催したケアマネ向けセミナー

先日2月23日(金)武蔵浦和にあるデュエット内科クリニックにて、地域のケアマネジャー・医療介護関係者の皆さんとの交流を目的とした「学びのセミナー」を開催しました。当セミナーは昨年4月(ハーモニークリニック)に開催した第1回に続き2回目。南区では初めての開催となりました。セミナーでは、受講者からのニーズに基づき在宅医療の現場で出会う「独居世帯」における在宅医療の症例紹介とともに、デュエット内科クリニックで行っている在宅医療について紹介を行いました。

デュエット内科クリニック・大和康彦先生の紹介はこちらもご参照ください(ドクターズファイルのページへ移動します)


大和康彦院長よりデュエット内科クリニックと併設のケアメイト訪問看護ステーションで行っている在宅医療の紹介と在宅独居での症例(「直近で配偶者を亡くし独居となったケース」「ご家族が県外在住の独居のケース」「手術後も多数疾患がありポリファーマシーで過ごす独居のケース」「子供と二人暮らしだが日中はほぼ独居の状況で過ごされたケース」)を交えて講義を行いました。
いずれも地域全体での多職種連携で患者さん・ご家族を支えた事例であり、ケアメイト訪問看護ステーション鷹羽佳美師長・居宅介護支援事業所高橋紀子管理者による補足だけでなく、実際に当事例にケアマネジャーとして関わった参加者からも感想が寄せられました。

自宅での穏やかで良い時間を過ごしてもらうように対応しています

「全国で9番目に人口が多いさいたま市(2017年時点で約128万人)。高齢化問題への積極的な取り組みが求められている中で、「独居世帯」への在宅医療の提供も大きな課題となってきています。この課題に取り組んでいくためには地域のみなさんとの連携が必要不可欠となってきます。
デュエット内科クリニックは、外来でのCT撮影の他、在宅での輸血、IVH(TPN)、PCAポンプ等の在宅管理が可能です。MRIや心エコーは地域の先生に連携して診ていただきますが、多くの診断・検査・治療が当院で行えるため、医療依存度の高い方の受け入れも可能です。「医療法人有隣会わかくさ病院」との連携において機能強化型在宅療養支援診療所として在宅医療を担っています。
この地域の多くの患者さんの自宅での看取りも日々行っており、地域のケアマネジャーや訪問看護師・訪問薬剤師等の多職種連携の中で、患者さんに寄り添いながら自宅での穏やかで良い時間を過ごしてもらうように対応しています。」(大和康彦院長より)

デュエット内科クリニックでの初開催。地域のケアマネジャー・医療介護福祉関係者の皆様にどの程度ご参加いただけるのか期待と不安がありましたが、いざ蓋を開けてみれば満員御礼(15名定員のところ20名超え)のご参加をいただくことができました。
セミナー会場であった診療終了後の静かな待合室が一気に活気に溢れ、地域の医療介護関係者との顔の見える関係づくりを推進することが出来た貴重な一日となりました。
明医研Facebookにおいて写真をご紹介しています。

■医療法人明[医研主催第2回「学びのセミナー」(武蔵浦和) 開催案内はこちら
・日時:2月28日(金) 18:30~19:40 
・場所:デュエット内科クリニック待合室
・参加者:南区・浦和区のケアマネジャー・医療介護関係者 23名(満席)
・プログラム
 講義 「在宅医療専門医による症例紹介「独居世帯と在宅医療」~当院の紹介を兼ねて~」デュエット内科クリニック大和康彦院長
 質疑応答・デスカッション:大和院長、ケアメイト訪問看護ステーション 鷹羽佳美看護師長 居宅介護支援事業所 高橋紀子管理者
     司会:明医研法人本部 渡部直洋次長

医療法人明医研の在宅医療はこちら

2018年2月23日(金)地域のケアマネ対象第2回「学びのセミナーin武蔵浦和」を開催します

お知らせ    2018年1月26日

ケアマネ・医療介護関係者対象 第2回「学びのセミナーin武蔵浦和

テーマ:在宅医療専門医による症例紹介「独居世帯と在宅医療」

 

地域のケアマネジャー・医療介護関係者の皆さんを対象としたセミナーをデュエット内科クリニックで開催いたします!

講師は、デュエット内科クリニック大和康彦院長です。皆さんの関心の高いテーマでの症例紹介(今回は「「独居世帯と在宅医療」がテーマ。)と、デュエット内科クリニック・併設のケアメイト訪問看護ステーションでの在宅医療についてご紹介いたします。

みなさまのご参加を楽しみにお待ちしております。

◆日時  :2018年2月23日(金) 18:30~19:40頃

◆場所  :デュエット内科クリニック

(JR武蔵野線・埼京線「武蔵浦和駅」徒歩7分

〒336-0021 さいたま市南区別所6-18-8 電話(048-866-7350)

◆参加対象者:

 地域のケアマネジャー・医療介護関係者の皆さん(南区・浦和区・中央区)

◆定員  :25名程度

◆参加費用:無料

詳細(開催案内PDF)はこちら 

◆申し込み締め切り2/161/26満員のため締め切りいたしました。(ご希望の方はキャンセル待ち受付となります)

画像をクリックしてください

  • 申し込み方法:info@meiiken.or.jp へメール申し込み
  • または 電話(048-875-7884:法人本部「学びのセミナー担当」)まで
  • 「ご所属」「お名前」「職種」「電話番号」を添えて「学びのセミナー参加希望」とお知らせください。
  • 1施設より3名様まで登録可能です(先着順)。申込が重なる場合は後日お断りをさせていただく場合がございますので予めご了解ください。
  • 駐車場は限りがあります。公共交通機関もご利用ください。
  • 当日は、18:15以降にお越しください(クリニックの診療後に会場設営を行うため)

聖路加国際大学公衆衛生大学院が明医研の在宅医療を視察されました

お知らせ    2017年12月7日

聖路加国際大学公衆衛生大学院よりZoie Shui-Yee Wong先生・星野絵里先生が、明医研の在宅医療を視察されました。

65歳以上の高齢者数は、2025年には3,657万人となり、我が国の国民の4人に1人が75歳上になる「超高齢化社会」に突入するといわれています。この「2025年問題」を目前に控え、我が国では地域包括ケアシステムや在宅医療・介護の推進が行われています。研究機関においても在宅医療に関する各種研究や政策的な課題解決等に向けたアカデミックな議論が日々活発に行われています。

そのような中で、このたび聖路加国際大学公衆衛生大学院から、明医研の在宅医療について視察の依頼があり、臨床研究支援ユニットにおいて研究(保健情報科学、臨床疫学、生物統計学、疾病の経済評価等)を行っている2名の先生について受け入れいたしました。

左から明医研市川聡子医師、Wong先生、星野絵里先生、明医研市川智光専務

在宅医療の現場で何が行われているか(訪問診療・訪問看護同行)

実際の在宅医療について理解を深めていただくために、訪問診療(中井秀一医局長・外来看護師神谷衛主任)と訪問看護(田杭典子訪問看護師)に同行いただきました。
在宅療養が行われている患者さんのご自宅に上がり、医療者の実際の対応や患者さん・ご家族とのコミュニケーション等について、ご覧いただきました。
また、日本ならではの療養環境(和室に設置した療養ベッドでの生活)や、独居高齢者の介護保健サービスの実態、患者さんご家族の関わり方等のケースも併せてご案内することができました。
先生方お二人ともに、それぞれの患者さん・ご家族が持つ個別かつ多様な生活背景の違いについて大変熱心に観察されていました。

ハーモニークリニック中井秀一医局長と一緒に

れんけい訪問看護ステーション 田杭典子看護師

アカデミックな視点を加えたディスカッション

実際の同行訪問を終了した後に、市川智光専務理事・渡部直洋本部次長を交えてのディスカッションを実施。
我が国の医療・介護保険制度の説明やさいたま市の地域特性、医療法人明医研が行っているチーム医療などをご紹介しました。
地域の医療機関や介護サービス提供事業者が行っている現場の情報提供のみならず、在宅医療におけるICTの活用の可能性や、在宅医療が抱える課題・将来的な診療報酬改定の方向性など、都道府県・国全体における在宅医療が抱える課題について意見交換をすることができました。

 

聖路加国際大学公衆衛生大学院

准教授:Zoie Shui-Yee Wong先生(工学博士)

 

聖路加国際大学公衆衛生大学院

講師:星野絵里先生(医療経済・政策学博士)

介護保険制度や在宅医療の展望についての議論

明医研市川専務理事を囲んで

日常業務とは異なるアカデミックな視点からディスカッションをさせていただくことができ、明医研にとっても大変有意義な機会となりました。
写真については、明医研Facebookにも掲載しています。是非ご覧ください。


 

「医師の方へ」「イベント案内」のページを開設しました

お知らせ    2017年12月1日

このたび明医研ホームページにおいて、新たに2つのページを開設いたしました。

明医研のトップページにある次のボタンよりご覧いただけます。

医師の方へNew!

イベント案内New!

さいたま市において外来医療と在宅医療の二つのフィールドで地域医療を実践する明医研。

私たちの取り組みに関心のある医師の方向けコンテンツを作成しました。

地域の方や医療介護福祉関係者の皆様を対象とした明医研の各種イベントをご案内します。

また、開催報告もこちらからご覧いただけます。

明医研ではFacebookでも各種記事・写真を掲載しています。併せてご覧ください。

引き続き明医研では、様々な情報を発信して参りますので、ご関心賜りますようよろしくお願いいたします。

 

アトリオ訪問看護ステーション中島悦子管理者が「優良看護職員厚生労働大臣表彰」を受章しました

お知らせ    2017年11月21日

このたび、アトリオ訪問看護ステーションの中島悦子管理者が、今日までの看護業務に対する功績に対して「優良看護職員厚生労働大臣表彰」を受章しました。(2017年11月20日 日本看護協会設立70周年記念式典にて。皇后陛下もご行啓なされました)

中島悦子管理者は明医研の訪問看護師として、病気や障害を持った人が住み慣れた地域やご家庭でその人らしく療養生活を送れるよう生活の場へ訪問し、看護ケアを提供し、自立への援助を促し、療養生活を支援しています。また、ベテラン看護師として後進の教育も積極的に行うとともに、埼玉県訪問看護ステーション協会において、長きにわたり訪問看護サービスの質の向上と他のサービスとのネットワークの確立に向けて貢献しました。

 

中島悦子(なかじまえつこ)管理者 経歴

訪問看護師・居宅介護支援専門員(ケアマネジャー)

  • 1980年4月~1987年5月 日本赤十字社 大宮赤十字病院救急病棟 勤務
  • さいたま市浦和地域医療センター 浦和訪問看護ステーション 非常勤

 

1980年代よりさいたま市の在宅医療・訪問看護に携わって参りました。この度の受章は、私個人の受章ではなく患者さん・ご家族を多職種連携においてサポートしている医療法人明医研や訪問看護ステーション協会、関係の仲間たち全体の活動を評価していただいたものと感じております。引き続き精進してまいりますので、皆さまどうぞよろしくお願いいたします。 中島悦子

 

「第6回 日本プライマリ・ケア連合学会関東甲信越ブロック地方会」が開催されました

お知らせ    2017年11月19日

2017年1119日(日)大宮ソニックシティで、第6回となる関東甲信越ブロック地方会が開催され、県内外から多くの日本プライマリ・ケア連合学会会員の先生方や医療関係者が参加されました。

・日 時:2017年11月19日(日)
・会 場:埼玉県 大宮ソニックシティ
・主 催:日本プライマリ・ケア連合学会埼玉県支部
・大会長:百村伸一先生(自治医科大学附属さいたま医療センター センター長)
・学会事務局:石田岳史先生(さいたま市民医療センター
・問合せ先:第6回日本プライマリ・ケア連合学会 関東甲信越ブロック地方会 運営準備室
詳細 http://naika3.wixsite.com/primary-care

今回は「高価値なプライマリ・ケアを目指して」をメインテーマに多岐にわたるプログラムが実施されました。これからプライマリ・ケアの重要性がますます高まってゆく中で従来の手法も含めて、より価値を高めていくような医療を目指すという当大会のメッセージに沿って、参加者にとって関心が高い様々なテーマのシンポジウム・ワークショップが企画されました。

明医研中根晴幸理事長は当学会の埼玉県代表世話人を務めています。併せて明医研の医師(市川聡子医師、大和康彦医師、中井秀一医師、松林洋志医師)がプログラム委員として参画し、シンポジウム、ワークショップを企画・主催しました。

第6回日本プライマリ・ケア連合学会 関東甲信越ブロック地方会 主催者・プログラム委員会の先生方と

当日の様子を写真と合わせてお知らせいたします。

会長講演

「心不全パンデミックにどう対応するか?」演者:百村伸一先生 座長:医療法人明医研中根晴幸理事長

会長講演を行う百村伸一先生

座長を務める明医研中根晴幸理事長

我が国の死亡者数の第1位は悪性腫瘍。しかし、脳血管障害と心臓病を合わせると死亡者数は悪性腫瘍に匹敵しています。そして、心臓病のうち最も多い疾患は「心不全」となっています。我が国では高齢化の進展に伴い新規発症患者数も増加しており、現在、100万人規模とされる慢性心不全患者が、2025年には120万人を超えると言われています(「心不全パンデミック」と呼ばれています)。

会長講演では、心不全パンデミック時代を迎えつつある我が国の心不全診療の現状と今後の課題が議論されました。ここでは「多職種が介入した包括的なアプローチを行う包括的心不全管理プログラムの作成と実践」「在宅医療も巻き込んだシームレスな診療体制の確立」が重要であることが再確認されました。

 

 

ワークショップ1

今さら聞けない?!ポートフォリオの作成と指導―苦手領域を得意にチェンジしたい―

コーディネーター(司会):医療法人明医研ハーモニークリニック中井秀一医局長

 昨年の関東甲信ブロック地方会のポートフォリオワークショップのアンケートによると、参加した指導医から、「ポートフォリオ作成指導を受けたことがない」「添削レクチャーを受けたことがない」「ポートフォリオ指導に困っている」という結果となっていました。また、専攻医のアンケートでは、参加者のほぼ全員がポートフォリオの研修にご苦労されているとの回答があり、症例・事例選択が困難となっている現状が明らかとなりました。

ファシリテーターを務める市川聡子医師と有馬聖永医師。他のグループにも明医研の医師が参加し議論を盛り上げました

実際のポートフォリオ作成をイメージして指導医・専攻医を組み合わせたグループ編成でディスカッションが行われました。

当ワークショップは、上記アンケート結果を踏まえ、基本的なポートフォリオの書き方を学び、そのうえで指導に何が必要かを明らかにし、より価値あるポートフォリオの作成と指導に繋げることを目標としています。未来の指導医を目指す専攻医とベテラン指導医が広い地域より多数参加されディスカッションが行われました(明医研からもコーディネーターの中井秀一医師の他、ファシリテーターとして、大和康彦医師、市川聡子医師、松林洋志医師、有馬聖永医師が参加しました)。

シンポジウム2

地域が求め頼りになる在宅医療とは 座長:中根晴幸

講演内容とシンポジスト

・「総合診療が支える在宅医療」医療法人明医研デュエット内科クリニック 大和康彦院長

・「変化する都市環境の中での在宅医療」新宿ヒロクリニック 英裕雄先生

・「在宅医療における情報共有システム(ICT)の役割と課題」新横浜在宅クリニック 城谷典保先生

・「地域に根差している(と思いたい)他職種連携の実践」つるかめ診療所 鶴岡裕子先生

写真左から大和康彦先生、鶴岡優子先生、城谷保典先生、中根晴幸座長、英裕雄先生

1994年に在宅が医療の場として認可され、以来今日までの長期間、全国に置いて様々な経験が積まれてきました。本日はプライマリ・ケア領域において先進的に取り組まれてきた5名のシンポジストが登壇し、それぞれがこれまで実践してきたなかで、在宅医療が進化する医療の一部分としてどのように必要であるかといった点、地域包括ケアシステムの中で具体的に機能し支えている在宅医療という2つの側面から講演と議論が行われました。座長から各講師たちが思う在宅医療のキーワードは?という問いかけに対して「チーム診療・多職種連携」「地域性に合わせた在宅医療の在り方」「ICT導入とデータの活用による更なる健康管理」「地域での協力の輪を広げていくこと」という回答が寄せられ、高価値のプライマリ・ケア(High-value Primary Care)につながるディスカッションとなりました。

ワークショップ7

 ポリファーマシーにIPW(多職種連携)の力を!コーディネーター(司会):医療法人明医研ハーモニークリニック松林洋志医師

 自分一人の力だけではなかなか解決が困難な問題である「ポリファーマシー」。

 日々の診療の中でポリファーマシーに悩んでいる多職種(医師、薬剤師、看護師、その他の関係職種)の方々のためのワークショップです。まずオープニングレクチャーとして独立行政法人国立病院機構栃木医療センター総合内科矢吹拓先生よりポリファーマシーの概要(定義・原因・問題点等)を講義いただき、基礎知識を取り入れたところでワークショップがスタートしました。

 今回グループ討議で取り扱うのは処方箋が10錠を超える事例。この一例を共有し、解決するためのアクションプランの作成まで行われました。当日は各ブループに明医研の看護職も参加し、日ごろの地域医療の実践の中で感じている課題や気づきなどを、参加された様々な職場の多職種により共有し、新たな視点を得る中で学びほぐす良質な時間となりました。

~明医研が主催する多職種連携ワークショップでまたお会いしましょう~