
明医研は開院20年を経過し、浦和市立病院(現さいたま市立病院)の地域支援型病棟(さくらそう病棟)と初期から協力し、市内の診療所として初めて訪問看護ステーションを併設し、高機能な薬局とも協働してきました。介護保険も、医療制度も整わない時代から、多職種連携を重要と捉え実践してきました。
また、院外の地域の数多くの機関、事業所、多職種の方との連携も大事にしてきました。2014年から、当地区の顔の見える関係作り、多職種の壁を無くすべく、『地域包括ケアの基礎勉強会』(医療ケアネットみどり)と称したワークショップを3回主催し、地域の中で我々が意識すべき目標も共有でき、地域内での多職種協働の必要性を増々感じています。この「医療ケアネットみどり」の取り組みを拡大し、緑区全体における地域包括ケアの推進を加速させるため、緑区行政が中心となり「地域に即した地域包括ケアづくり」を進めることとなりました。平成28年(2016年)度からは、さいたま市緑区高齢介護課が中心となり「地域包括ケア研修会」と名称を変え推進することとなりました。通算第4回目となった「地域包括ケア研修会」の様子はこちら。
地域の患者さん、利用者の皆さんのお役にたてますよう、今後も地域の医療介護従事者の皆様とのご協力の程、何卒よろしくお願いいたします。
平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。2016 年5 月より運用しておりました「在宅療養相談センターさいたま南(電話番号:0120-373-173)」について、令和3年1月23日(土)をもちまして終了いたしました。
引き続き、医療者、患者・ご家族の皆様の在宅療養に関する相談については、ご相談内容と利用者の方の住所地に応じて以下の事業所でお受けいたします。
お手数をおかけし誠に恐縮ではございますが、お手持ちの電話番号をご訂正いただきますようお願い申し上げます。
令和2年8月6日をもちまして、中根晴幸がハーモニークリニック院長を退任いたしました。引き続き医療法人明医研理事長として診療にあたります。
令和2年8月7日より、新たに院長として中井秀一が就任いたしました。
新体制となりましたハーモニークリニックを今後ともよろしくお願いいたします。
医療法人明医研 理事長 中根晴幸 |
ハーモニークリニック 院長 中井秀一 |
ハーモニークリニック医師紹介のページはこちら
中井秀一院長の記事についてドクターズファイル(外部リンク)に掲載しています。
2020年4月1日より、医療法人明医研に準常勤医師が着任いたしました。
蘇原 映碩(そはら えいせき)医師 |
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ご挨拶 はじめまして。4月から勤務しています蘇原映碩と申します。これまで大学病院で総合内科医として働き、その後、内科小児科クリニックで診療を行って参りました。 今後、高齢人口の急激な増加も含め在宅医療の重要性がより増してくるのではと思います。通常の外来診療以外に在宅の場でも地域の皆様の健康のために貢献できればと思います。 蘇原 映碩 |
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<専門領域>
内科全般
日本内科学会総合内科専門医
日本内科学会認定医
日本病院総合診療医学会認定医
日本医師会認定産業医
準常勤医師(デュエット内科クリニック・ハーモニークリニックで勤務)
最新の情報は、厚生労働省「新型コロナウイルス感染症について」や 日本医師会「新型コロナウイルス関連感染症」の頁を適宜ご参照ください
以下は日本医師会からのR2年2月21日時点の情報を掲載しています。
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さいたま市保健所疾病予防対策課※さいたま市在住の方 |
8:30~17:15土日祝日も受付 |
048-840-2220 |
県民サポートセンター |
24時間 |
0570-783-770 |
厚生労働省 |
9:00~21:00 |
0120-565-653 |
風邪症状(発熱や咳、強いだるさや息苦しさ)をお持ちの方は、来院前にクリニックに必ずお電話ください。ハーモニークリニック:048-875-7888 デュエット内科クリニック:048-866-7350 |
ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
2019年11月15日(金)に大宮ソニックシティビルで、第13回埼玉プライマリ・ケア連合研究会が開催されました。
「これからの地域包括ケアの指針」をテーマにした講演が行われ、プライマリ・ケアの関係者が、近年の地域包括ケアの活動報告等について興味深く受講されていました。
特に、「まちづくり系医師」としてご高名な福井大学医学部地域プライマリケア講座教授である井階友貴(いかいともき)先生による特別講演があり、住民、行政、医療者が三位一体となった理想の地域医療や、地域主体の健康のまちづくりを目指して取り組まれていることについて貴重なお話を伺うことができました。
埼玉プライマリ・ケア連合研究会公式ホームページはこちらをご覧ください。
http://saitama-pc.sakura.ne.jp/
当日の会議風景の写真
埼玉プライマリ・ケア連合研究会 代表世話人:石田岳史先生 |
プライマリ・ケアの関係者が多数参加されていました |
座長を務める中根晴幸理事長 |
講師:埼玉医科大学 総合診療内科 教授 木村琢磨先生 |
講師:さいたま市立病院 内科部長 廣瀬立夫先生 |
講師:福井大学医学部地域プライマリケア講座 教授 井階 友貴先生 |
井階先生の講義では一緒に地域で活動を行っている高浜町マスコットキャラクター「赤ふん坊や」も登場しました |
埼玉プライマリ・ケア連合研究会では標記研究会を開催いたします。
参加申し込み方法11月8日(金)までに次の入力フォームから必要事項をご入力下さい。【申込は終了しました】 お申込み手続き完了後、事務局より参加可否をメールでご連絡いたします。(定員により早めに締め切ることがございます) 注意事項当日参加申込の方については、会場の都合上、立ち見となる場合がございますので予めご了承下さい。 |
18:55~ | 開会挨拶 |
医療法人明医研 ハーモニークリニック 院長 中根晴幸 先生 |
19:00~ | 教育講演 | 座長:中根晴幸 先生 |
1.「在宅医療の教育・研修」 |
HAPPINESS館クリニック 埼玉医科大学 総合診療内科 教授 木村琢磨 先生 |
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2.「地域に役立つ開放床の夜明け」 |
さいたま市立病院 内科部長 廣瀬立夫 先生 |
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20:00~ | 特別講演 |
座長:さいたま市民医療センター 副院長 石田岳史 先生 |
「赤ふん坊やが健康なまちをつくる ~これからの地域包括ケアのカタチ~」 |
福井大学医学部 地域プライマリケア講座 教授 井階友貴 先生 |
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21:00~ |
閉会挨拶 |
石田岳史 先生 |
◆取得可能単位
日本医師会生涯教育講座:2単位(カリキュラムコード 11、12、13、80)
日本プライマリ・ケア連合学会専門医・認定医単位更新:2単位
日本プライマリ・ケア連合学会プライマリ・ケア認定薬剤師 認定単位:1単位
◆問い合わせ
埼玉プライマリ・ケア連合研究会事務局(医療法人明医研) info@meiiken.or.jp まで
2019年4月1日より、医療法人明医研に常勤医師が着任いたしました。
高橋 毅(たかはし たけし)医師 |
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ご挨拶 2019年4月より常勤医として明医研に着任いたしました。 これまで、栃木県、新潟県で総合診療・家庭医療の研鑽を積んで参りましたが、この度、縁あって浦和での勤務となりました。 都市部での地域医療は個人的にも初めての事であり、楽しみでもあり不安もあるのですが、これまでの経験を活かしつつ、新たな気持ちで一から学ぶつもりで研鑽に励みたいと思います。また、幼少期から浦和レッズのサポーターとして駒場スタジアム・埼玉スタジアム2002に頻繁に通っていたこともあり、浦和で働けることを運命のようにも感じます。 地域の皆様から学ばせて頂きながら、少しでも地域の皆様の健康に貢献できれば幸いです。よろしくお願い致します。 高橋 毅 |
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<専門領域>
総合診療、家庭医療学
日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医・指導医
日本内科学会総合内科専門医
日本医師会認定産業医
HANDS-FDF 2016修了
臨床研修指導医養成講習会修了
常勤医師(ハーモニークリニック・デュエット内科クリニックで勤務)
2019年3月16日(土)に、第4回埼玉ポートフォリオ発表会(主催:明戸大塚医院・熊谷生協病院、共催:日本プライマリ・ケア連合学会埼玉県支部)が開催されました。
今回のポートフォリオ発表会では、埼玉県内で家庭医療研修を行った専攻医1人に指導医1人の対面指導が行われました(5名分)。さらに、参加者が、その様子を自由に見学し指導の様子や専攻医の作成したポートフォリオを見られる学習企画が用意されました。ハーモニークリニック中井秀一副院長がこの指導医役の一人として参加し、専攻医に対してポジティブなフィードバックを実施しました。
(指導医として参加したハーモニークリニック中井秀一副院長)
指導医・専攻医での一対一のより綿密な指導を行うことで、専攻医がポートフォリオ作成にとっかかりをつかみ、理解を深めることに繋がっていました。過去のポートフォリオ発表会の開催報告は「イベント案内」に掲載しています。合わせてご覧ください。
埼玉県全域からの参加がありました |
施設紹介を行う中井秀一副院長 |
第4回ポートフォリオ発表会
◆主催:明戸大塚医院、熊谷生協病院 共催:日本プライマリ・ケア連合学会埼玉県支部
◆日時:2019年3月16日(土) 15時~17時半
◆場所:熊谷駅直結「ティアラ21」 4階ハートピア会議室
◆プログラム
15:00 開会挨拶 石田岳史先生 さいたま市民医療センター 副院長(日本プライマリ・ケア連合学会埼玉県支部長)
15:10 埼玉地域自慢&施設紹介、参加者自己紹介
16:00 学習企画:ポートフォリオ作成のポイント
レクチャー:大塚貴博先生(明戸大塚医院)
ワーク:ポートフォリオ作成支援
17:20 閉会挨拶 小堀勝充先生 熊谷生協病院 院長
その他の写真は明医研Facebookで掲載しています。是非ご覧ください。
https://www.facebook.com/meiiken/
2019年2月23日に、(医療ケアネットみどり)「第6回 地域包括ケア研修会」(主催:緑区高齢介護課・浦和医師会)が開催されました。
地域住民が安心・安全に在宅生活や退院後の環境を整えていくためには、医療・介護の連携が必要です。当研修会は、さいたま市緑区の医療職、介護職、福祉職等多職種が顔の見える関係を構築し連携をしていくためのものであり、今回で6回目の開催となりました。100名を超える参加者が集い、「認知症」をテーマとして各種講演・グループワークが執り行われました。
医療法人明医研は、「医療ケアネットみどり」の立ち上げより運営に協力しており、今回もハーモニークリニック中井秀一副院長が講師として登壇しました。
開会 | |
挨拶 | |
講演及びグループワーク | |
①認知症を取り巻く現状と課題 |
医療法人関山医院 関山裕士副院長 |
②さいたま市の認知症に関する施策 |
緑区高齢介護課 高齢福祉係 高橋剛係長 |
③認知症ワークショップ ロールプレイ!認知症の方へのコミュニケーション |
医療法人明医研ハーモニークリニック 中井秀一副院長 |
④災害時、認知症高齢者の方にできること~ユマニチュードの哲学を理解し、皆でやってみよう~ |
日本赤十字看護大学 地域看護学部 石田千絵教授 |
ディスカッション・発表 | |
閉会 |
会議風景のご紹介
![]() |
![]() 中根晴幸理事長による感想・総括 |
地域に住む方々が健康で安心して暮らしていけるような地域包括ケアシステムを実現するためには、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、介護士、リハビリテーション療法士、ケアマネジャー、シニアサポートセンターや行政など、多職種の相互理解と密接な関係づくりが欠かせません。さいたま市緑区では、浦和医師会10班の有志が中心となり、地域包括ケアに関わる多職種の学びの場として「地域包括ケア基礎勉強会(医療ケアネットみどり)」を平成26年から3回にわたり開催してきました。明医研はその一員として運営を支援していました。
この「医療ケアネットみどり」の取り組みを拡大し、緑区全体における地域包括ケアの推進を加速させるため、行政が中心となり「地域に即した地域包括ケアづくり」を進めることとなり、第4回(2017年)からさいたま市緑区高齢介護課が中心となり、「地域包括ケア研修会」と名称を変え運営されています。
標記の通り与野医師会主催による地域在宅医療・介護を行う機関を対象とした研修会が開催されました。
約80名が参加する中、病院退院支援や在宅医療の実態の講義、がん在宅看取りケアや非がん高齢者ケアの事例紹介、模擬退院カンファレンスのグループワークといった有意義な内容となりました。
明医研からは、ハーモニークリニック中井秀一副院長、ケアメイト訪問看護ステーション鷹羽佳美管理者・中村千鶴主任、アトリオ訪問看護ステーション中島悦子管理者・中島拓馬理学療法士等の6名が参加しました。
中島悦子管理者(埼玉県訪問看護ステーション協会・前会長)が「在宅医療・介護連携推進委員」として本研修会の企画運営に携わりました。
引き続き、地域の医療介護施設の顔が見えるより良い関係を構築し、さいたまでの在宅医療・介護の推進につながるよう努めて参ります。
「花咲サロン」とは、浦和区領家の民生委員である高橋五江さんが主催されている勉強会です。地域住民を対象に年間6回、健康に関する勉強会や地域住民が顔を合わせて話し合う場を運営されています。
このたびハーモニークリニック中井秀一副院長が、「地域の高齢化に伴い認知症に対する住民ご自身やご家族の不安、病気や介護の理解を深めたい」と講演のご依頼をいただきました。
2018年11月に地域の18名の方々に参加いただく中、中井副院長が「みんなで話そう!認知症について」をテーマに講義を行いました。
(前回2016年11月30日にも「花咲サロン」に講師として登壇し「安心して暮らすための在宅医療」をテーマに講演いたしました。)
引き続き地域活動も積極的に行って参ります。
「花咲サロン」の皆さんと講師の中井秀一副院長
埼玉プライマリ・ケア連合研究会では標記研究会を開催いたします。
参加申し込み方法11月9日(金)までに次の入力フォームから必要事項をご入力下さい。 お申込み手続き完了後、事務局より参加可否をメールでご連絡いたします。(定員により早めに締め切ることがございます) 申し込みを終了いたしました。 注意事項 当日参加申込の方については、会場の都合上、立ち見となる場合がございますので予めご了承下さい。 |
19:00~ | 開会挨拶 |
医療法人明医研 ハーモニークリニック 院長 中根晴幸 先生 |
19:10~ | 一般演題 | 座長:中根晴幸 先生 |
1.「さいたま赤十字病院における退院調整システム ~退院支援の実際~」 |
さいたま赤十字病院 看護師長 小野島圭子 先生 |
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2.「薬薬連携を考える ~さいたま市薬剤師会における取り組みとその効果~」 |
さいたま市薬剤師会 常務理事 コスモ薬局 野田政充 先生 |
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3.「体験しよう!シネメデュケーション ~院内多職種連携への応用~」 |
医療法人明医研 ハーモニークリニック 副院長 中井秀一 先生 |
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20:10~ | 特別講演 |
座長:さいたま市民医療センター 副院長 石田岳史 先生 |
「がんとともに歩む人々への居場所を ~マギーズ東京の試み~」 |
株式会社ケアーズ 白十字訪問看護ステーション統括所長/暮らしの保健室 室長/認定NPOマギーズ東京 センター長 秋山正子 先生 |
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21:10~ |
閉会挨拶 |
石田岳史 先生 |
同内容のチラシ(PDF)はこちら
◆取得可能単位
日本医師会生涯教育講座:2単位(カリキュラムコード 10、13、80、81)
日本プライマリ・ケア連合学会専門医・認定医単位更新:2単位
日本プライマリ・ケア連合学会プライマリ・ケア認定薬剤師 認定単位:1単位
◆問い合わせ
埼玉プライマリ・ケア連合研究会事務局(医療法人明医研) info@meiiken.or.jp まで
______
~明医研の広報誌「ハーモニーだより」82号(2018年12月1日発刊)より本文一部抜粋
http://meiiken.or.jp/…/uploads/fc7de8fb81d1c58ceb40bc1d9c18…
医療法人明医研 理事長 中根晴幸
<第12回埼玉プライマリ・ケア連合研究会について>
明医研は医師・看護師・協力薬局が地域医療教育に参加しています。
その一つである日本プライマリ・ケア連合学会という総合診療を主眼とした学会活動に以前より参加し医療に関わる多職種が参加する勉強会開催に協力しています。
本学会の全国大会が埼玉で開催された平成9年に当院の在宅医療を紹介して以来縁が続き、近年は自分が埼玉支部の代表世話人を務めました。次第に埼玉の医療・ケア推進に関わる新しい力が結集されて来た今年を区切りにと、学会運営を若い方々にバトンタッチしました。次期代表をさいたま市民医療センターの石田岳史先生に、事務局長としては当院(ハーモニークリニック)の中井秀一副院長にお願いして、新しい協力体制がスタートしています。
この勉強会は埼玉県のプライマリ・ケア連合学会活動として、学会員だけでなく、医師だけでなく、医療・ケアに関わる多職種の参加が可能な学習の場として育っています。
さらに地域医療に役立つよう、次に来る亥年での成果に期待しています。
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8月の開設を祝し、そして明医研スタッフ一同が法人理念に立ち戻りよりよい医療ケアを地域の皆さんに提供できるよう、明医研では毎年法人記念行事を実施しています。今年は7月28日に緑区にあるプラザイーストにて明医研の全スタッフが集合し、職員研修会を実施しました。
議論の題材として、「娘夫婦と離れて暮らす高齢の父親が、妻の介護を行う事例」を取り上げました。この題材には、家族介護の中で遭遇する介護者の苦悩、妻の病状の変更や最期の時(ファイナルステージ)を見据えた今後の希望、関係する医療介護職種の在り方など、様々な論点が含まれています。ここで挙げられた在宅医療の諸問題について、患者さんやご家族の想いはどういったものであるか、明医研の多職種チームではどのような関りが持てるのか等を、参加者による積極的な議論を行い情報交換を行いました。
どのスタッフからも、明医研が掲げる理念である「温かく信頼に足る医療ケアの提供」に沿って、患者さん・ご家族に寄り添うこと、そしてひとりではなくチームで支えることが何よりも重要であるという意見があげられました。
また、「このようなご家族だからこそ、明医研の在宅医療を使っていただき、心ゆく日々を送っていただきたい」と発表するグループもありました。
中根晴幸理事長が23年前の開設当初から大切にしている「明医研らしい」仕事に取り組むことをスタッフ一同で確認できる実り多き研修会となりました。引き続き私たちの日々の仕事に誇りをもって取り組んで参ります。
明医研は温かく信頼にかなう医療・ケアの提供を目指します地域の人々の健康を守り苦悩を和らげることに努めます人々の心ゆく日々を支えて、現在と未来の世代に貢献します |
明医研ではWARM(温かく)& RELIABLE(信頼に足る)を合言葉に、医療、介護サービスを提供しています。この言葉には、明医研の運営理念のエッセンスが込められています。私たちは、この理念のもと、入院医療を補完しうる質の高い医療・ケア技術を持った多職種チームとして、地域の医療介護をサポートして参ります。
明医研Facebookでも本イベントの写真を多数掲載しています。ぜひご覧ください。
65歳以上の高齢者数は、2025年には3,657万人となり、我が国の国民の4人に1人が75歳上になる「超高齢化社会」に突入するといわれています。この「2025年問題」を目前に控え、我が国では地域包括ケアシステムや在宅医療・介護の推進が行われています。研究機関においても在宅医療に関する各種研究や政策的な課題解決等に向けたアカデミックな議論が日々活発に行われています。
そのような中で、このたび聖路加国際大学公衆衛生大学院から、明医研の在宅医療について視察の依頼があり、臨床研究支援ユニットにおいて研究(保健情報科学、臨床疫学、生物統計学、疾病の経済評価等)を行っている2名の先生について受け入れいたしました。
左から明医研市川聡子医師、Wong先生、星野絵里先生、明医研市川智光専務 |
ハーモニークリニック中井秀一医局長と一緒に れんけい訪問看護ステーション 田杭典子看護師 |
准教授:Zoie Shui-Yee Wong先生(工学博士) |
講師:星野絵里先生(医療経済・政策学博士) |
介護保険制度や在宅医療の展望についての議論 |
明医研市川専務理事を囲んで |
明医研のトップページにある次のボタンよりご覧いただけます。
医師の方へNew!
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イベント案内New!
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さいたま市において外来医療と在宅医療の二つのフィールドで地域医療を実践する明医研。 私たちの取り組みに関心のある医師の方向けコンテンツを作成しました。 |
地域の方や医療介護福祉関係者の皆様を対象とした明医研の各種イベントをご案内します。 また、開催報告もこちらからご覧いただけます。 |
明医研ではFacebookでも各種記事・写真を掲載しています。併せてご覧ください。
引き続き明医研では、様々な情報を発信して参りますので、ご関心賜りますようよろしくお願いいたします。
このたび、アトリオ訪問看護ステーションの中島悦子管理者が、今日までの看護業務に対する功績に対して「優良看護職員厚生労働大臣表彰」を受章しました。(2017年11月20日 日本看護協会設立70周年記念式典にて。皇后陛下もご行啓なされました)
中島悦子管理者は明医研の訪問看護師として、病気や障害を持った人が住み慣れた地域やご家庭でその人らしく療養生活を送れるよう生活の場へ訪問し、看護ケアを提供し、自立への援助を促し、療養生活を支援しています。また、ベテラン看護師として後進の教育も積極的に行うとともに、埼玉県訪問看護ステーション協会において、長きにわたり訪問看護サービスの質の向上と他のサービスとのネットワークの確立に向けて貢献しました。
中島悦子(なかじまえつこ)管理者 経歴 訪問看護師・居宅介護支援専門員(ケアマネジャー)
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2017年11月19日(日)大宮ソニックシティで、第6回となる関東甲信越ブロック地方会が開催され、県内外から多くの日本プライマリ・ケア連合学会会員の先生方や医療関係者が参加されました。
・日 時:2017年11月19日(日) |
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今回は「高価値なプライマリ・ケアを目指して」をメインテーマに多岐にわたるプログラムが実施されました。これからプライマリ・ケアの重要性がますます高まってゆく中で従来の手法も含めて、より価値を高めていくような医療を目指すという当大会のメッセージに沿って、参加者にとって関心が高い様々なテーマのシンポジウム・ワークショップが企画されました。
明医研中根晴幸理事長は当学会の埼玉県代表世話人を務めています。併せて明医研の医師(市川聡子医師、中井秀一医師、松林洋志医師他)がプログラム委員として参画し、シンポジウム、ワークショップを企画・主催しました。
「心不全パンデミックにどう対応するか?」演者:百村伸一先生 座長:医療法人明医研中根晴幸理事長
会長講演を行う百村伸一先生 |
座長を務める明医研中根晴幸理事長 |
我が国の死亡者数の第1位は悪性腫瘍。しかし、脳血管障害と心臓病を合わせると死亡者数は悪性腫瘍に匹敵しています。そして、心臓病のうち最も多い疾患は「心不全」となっています。我が国では高齢化の進展に伴い新規発症患者数も増加しており、現在、100万人規模とされる慢性心不全患者が、2025年には120万人を超えると言われています(「心不全パンデミック」と呼ばれています)。 会長講演では、心不全パンデミック時代を迎えつつある我が国の心不全診療の現状と今後の課題が議論されました。ここでは「多職種が介入した包括的なアプローチを行う包括的心不全管理プログラムの作成と実践」「在宅医療も巻き込んだシームレスな診療体制の確立」が重要であることが再確認されました。 |
今さら聞けない?!ポートフォリオの作成と指導―苦手領域を得意にチェンジしたい―
コーディネーター(司会):医療法人明医研ハーモニークリニック中井秀一医局長
昨年の関東甲信ブロック地方会のポートフォリオワークショップのアンケートによると、参加した指導医から、「ポートフォリオ作成指導を受けたことがない」「添削レクチャーを受けたことがない」「ポートフォリオ指導に困っている」という結果となっていました。また、専攻医のアンケートでは、参加者のほぼ全員がポートフォリオの研修にご苦労されているとの回答があり、症例・事例選択が困難となっている現状が明らかとなりました。
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ファシリテーターを務める市川聡子医師と有馬聖永医師。他のグループにも明医研の医師が参加し議論を盛り上げました |
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実際のポートフォリオ作成をイメージして指導医・専攻医を組み合わせたグループ編成でディスカッションが行われました。 当ワークショップは、上記アンケート結果を踏まえ、基本的なポートフォリオの書き方を学び、そのうえで指導に何が必要かを明らかにし、より価値あるポートフォリオの作成と指導に繋げることを目標としています。未来の指導医を目指す専攻医とベテラン指導医が広い地域より多数参加されディスカッションが行われました(明医研からもコーディネーターの中井秀一医師の他、ファシリテーターとして、大和康彦医師、市川聡子医師、松林洋志医師、有馬聖永医師が参加しました)。 |
地域が求め頼りになる在宅医療とは 座長:中根晴幸
講演内容とシンポジスト
・「変化する都市環境の中での在宅医療」新宿ヒロクリニック 英裕雄先生
・「在宅医療における情報共有システム(ICT)の役割と課題」新横浜在宅クリニック 城谷典保先生
・「地域に根差している(と思いたい)他職種連携の実践」つるかめ診療所 鶴岡裕子先生 他
1994年に在宅が医療の場として認可され、以来今日までの長期間、全国に置いて様々な経験が積まれてきました。本日はプライマリ・ケア領域において先進的に取り組まれてきた5名のシンポジストが登壇し、それぞれがこれまで実践してきたなかで、在宅医療が進化する医療の一部分としてどのように必要であるかといった点、地域包括ケアシステムの中で具体的に機能し支えている在宅医療という2つの側面から講演と議論が行われました。座長から各講師たちが思う在宅医療のキーワードは?という問いかけに対して「チーム診療・多職種連携」「地域性に合わせた在宅医療の在り方」「ICT導入とデータの活用による更なる健康管理」「地域での協力の輪を広げていくこと」という回答が寄せられ、高価値のプライマリ・ケア(High-value Primary Care)につながるディスカッションとなりました。
ポリファーマシーにIPW(多職種連携)の力を!コーディネーター(司会):医療法人明医研ハーモニークリニック松林洋志医師
自分一人の力だけではなかなか解決が困難な問題である「ポリファーマシー」。
日々の診療の中でポリファーマシーに悩んでいる多職種(医師、薬剤師、看護師、その他の関係職種)の方々のためのワークショップです。まずオープニングレクチャーとして独立行政法人国立病院機構栃木医療センター総合内科矢吹拓先生よりポリファーマシーの概要(定義・原因・問題点等)を講義いただき、基礎知識を取り入れたところでワークショップがスタートしました。
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今回グループ討議で取り扱うのは処方箋が10錠を超える事例。この一例を共有し、解決するためのアクションプランの作成まで行われました。当日は各ブループに明医研の看護職も参加し、日ごろの地域医療の実践の中で感じている課題や気づきなどを、参加された様々な職場の多職種により共有し、新たな視点を得る中で学びほぐす良質な時間となりました。
11月8日(水)にパルシステム埼玉(くらし福祉委員会・家族福祉テーマグループ)からのご依頼をいただき、中根晴幸理事長がパルシステム組合員を対象に、在宅医療に関する講演を行いました。今回のテーマは「ファイナルステージに関わる在宅医療~現役医師に教わるその人らしい在宅療養とは~」と題して、90分の講義、30分間の質疑応答を行いました。
・主催:パルシステム埼玉(家族福祉テーマグループ) ・テーマ:ファイナルステージに関わる在宅医療 ~現役医師に教わるその人らしい在宅療養とは~ ・日時:11月8日(水) 10:00~12:00(2時間) ・場所:ぱる★てらす3階 多目的室 (さいたま市浦和区) ・参加者:パルシステム組合員(約20名) ・講師:医療法人明医研理事長/ハーモニークリニック院長 中根晴幸 |
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一般的には「終末期」「ターミナルステージ」「エンドステージ」など、様々な表現がありますが、中根医師は「ファイナルステージ」という表現をよく用いています。誰もが迎える人生の最終段階について、医療者のみならず、患者さん・ご家族の立場も大切にする観点から、呼び方一つにしても哲学をもって扱っています。
疾病から看取りまでの期間は人それぞれですが、いずれも患者さんの苦悩を和らげ、充実して心ゆく日々をサポートするのが医療者の使命です。ぞして、在宅医療を通じて患者さん・ご家族と我々医療者がこのファイナルステージという大切な期間をシェアいただいているとの想いについての説明とともに本日の講義がスタートしました。
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次に、みなさんの関心が高い在宅医療の実態について、中根医師が携わった症例を多数の写真を交えて紹介しました。 ・90代後半のお母様の介護を行う70代後半の娘さんのケース ・在宅医療により充実したフォローアップができた長期にわたる療養支援のケース ・神経難病(ALS)の症状経過と人工呼吸器装着や栄養管理のケース ・妻と幼い子を残し若年性がんで他界された在宅緩和ケアのケース など 総合診療医が在宅医療に関わり、患者さん・ご家族の側に立ち、温かい看取り、尊厳ある看取りが実践できたファイナルステージについて解説しました。 当日の講義の様子は明医研Facebookでもご紹介しています。ぜひ「いいね」を押して下さい! |
今回ご参加された方には、ご自身が大きな疾患を経験され療養を続けられている方、まさに今ご家族の療養・介護を行っている方などもおり、講演の内容をメモにとったり、何度も頷いたりと真剣に聴講されていた姿がとても印象的でした。
質疑応答では、「家で過ごせることがどれだけ安楽であることか」といった体験談が寄せられたり、在宅医療の課題を抱えた方から個別なケースについて医師から助言を受けたい内容が活発に寄せられました。いずれのご質問も実際に在宅医療を必要としたときにどこに相談すれば良いのか対応に苦慮しているご様子もうかがえました。この度の講演が、少しでも参加者の方の今後の選択の一助となれれば幸甚です。
なお、明医研では、在宅医療・在宅療養にかかる幅広いご相談を以下で受け付けていますので、是非ご利用ください。
医療法人明医研 在宅療養相談センターさいたま南在宅療養に関するご相談は通話料・相談料無料の 在宅療養相談センターさいたま南 【電話受付時間】 |
明医研では、在宅医療に関して地域の皆さんと双方向性のあるイベントを企画してまいりますので、引き続きご期待ください。在宅医療に関して地域からの講演のご依頼などありましたら、明医研法人本部(企画推進室)までご連絡ください。
10月14日(土)に第2回「在宅医療公開セミナー」をデュエット内科クリニックの近隣である建産連研修センターで開催しました。さいたま市南区を中心に地域の皆さんを対象とした初めての公開セミナーとなりました。当日は冷たい雨の中にも関わらず、定員を超えて地域の方(患者さんやご家族)・医療介護福祉関係者が多数参加してくださいました。
前回(9月2日開催:第1回在宅医療公開セミナー)に引き続き、ハーモニークリニック中根晴幸院長が登壇。 地域のかかりつけ医としての22年の経験をもとに、参加者の皆さんに「病院医療と在宅医療の違い」「高齢化社会でより必要になる医療とアプローチ」「在宅医療の2つの分野(医療の進歩に対応する必要な要素」「クリニックでの在宅医療の実例(肺炎、栄養管理、末期がんの例など)」について60分にわたり講演を行いました。 |
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明医研Facebookにも写真を掲載しているのでご覧ください。
会場からは「在宅医療において本人の希望と家族の希望が異なる時はどうしたら良いのか。本人の意思が明確でない場合などに苦慮している。」「延命治療など、患者家族としての向き合い方に不安を持っている。」「かかりつけ医として診てもらっているが、自分の意向はすでに決めている。認知症になった時などに向けて家族にもその思いを伝えている。」など両院長への質問やメッセージが届けられ、時間いっぱいまで活発なディスカッションが行われました。
さらに、デュエット内科クリニックと併設のケアメイト訪問看護ステーションに在宅療養の患者紹介をされたことのあるケアマネジャーから、患者本位の医療・ケアが提供されたことがあったことや印象に残るエピソードを添えて感謝のお言葉を頂戴することができました。
当セミナーの開催を通じて我々も在宅医療のことをより地域に伝えていく責務があること、患者さん・ご家族の方や医療介護福祉関係者のみなさんが、医師との交流の機会を必要としてくださっていることを再確認できる機会となりました。
◇今まで抱いていた在宅医療についてのイメージと違い、本日のセミナーを聞き今後の考え方が変わりました。(50代男性:地域住民)
◇(在宅医療は)とても難しくて実現できないのではと思っていた。自分の家で自分らしい最期を迎えられるのは大きな希望です。(60代女性:地域住民)
◇在宅医療の可能性がとても大きいことが分かりました。(50代男性:医療介護福祉関係者)
◇在宅医療は家族が大変というイメージが大きかったです。ですが、医師をはじめ看護師、介護職の関りで、本人のペースで、充実したファイナルステージが送れるものと認識しました。(40代女性:医療介護福祉関係者)
◇在宅医療について今までは知識不足で何となくしか分かりませんでした。これを機にぜひ参加させていただきたいと思います。(70代女性:地域住民)
その他にも、「ドクターの話を聞く機会が出来て良かった」「今後もこういう機会をつくっていただけたら」「参加者の声がたくさん聴かれ有意義なセミナーだった」との意見も多くいただきました。引き続き医療法人明医研において、地域の方々や医療介護福祉関係者の皆さんを対象とした各種セミナー・イベントを企画して参ります。ご期待ください。
第2回「地域の方々のための在宅医療公開セミナー」~医師に教わる「在宅医療」のススメ~
・日時:10月14日(土) 14:30~16:15
・場所:埼玉県建産連研修センター
・参加者:さいたま市南区・浦和区近隣にお住いの方、医療介護関係者 46名(満席)
・プログラム
<講義>60分間
新しい医療を地域に届ける在宅医療について~地域のかかりつけ医 22年の経験から~
講師 ハーモニークリニック院長 中根晴幸
<質疑応答>30分間
・講師:ハーモニークリニック院長 中根晴幸 / 他1名
・司会:法人本部次長 渡部直洋(地域医療連携推進担当責任者)
11月19日(日)に「第6回 日本プライマリ・ケア連合学会関東甲信越ブロック地方会」がさいたま市大宮ソニックシティにて開催されます(主催:日本プライマリ・ケア連合学会埼玉支部)
この度、プログラムの掲載と学会参加・ワークショップ・ランチョンセミナーの事前登録が開始されましたのでご案内いたします。
明医研医師参加のシンポジウム・ワークショップも以下のとおり予定しています。座席に限りがありますので、是非お早めにご登録ください。
●シンポジウム2 (14:00~15:10)
地域に求められ頼りになる在宅医療とは司会 中根晴幸(日本プライマリ・ケア連合学会埼玉支部代表世話人) シンポジスト: 英裕雄先生、城谷典保先生、鶴岡優子先生 他 |
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●ワークショップ
今さら聞けない⁈ ポートフォリオの作成と指導-苦手領域を得意にチェンジしたい-Director 中井秀一 |
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●ワークショップ ポリファーマシーにIPW(多職種連携)の力を!Director 松林洋志 |
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ワークショップは7つ予定されています。明医研の上記テーマの他、「災害医療のトリアージ体験」「ポケットエコー」「病院のモニター管理の最新知見」「多職種によるクリニカルパール」となっています。また、会員、非会員、関東甲信越地方に関係なくご参加いただけます。多くの皆様の参加をお待ちしております。
・日 時:2017年11月19日(日)
・会 場:埼玉県 大宮ソニックシティ
・主 催:日本プライマリ・ケア連合学会埼玉県支部
・大会長:百村伸一先生(自治医科大学附属さいたま医療センター センター長)
・学会事務局:石田岳史先生(さいたま市民医療センター)
・問合せ先:第6回日本プライマリ・ケア連合学会 関東甲信越ブロック地方会 運営準備室
詳細・事前登録はこちらをご覧ください。
http://naika3.wixsite.com/primary-care
開催報告を掲載しました!http://meiiken.or.jp/post-2535
高齢化社会を生きる私たちにとって「在宅医療」は密接なキーワードとなってきました。長年さいたま市内で在宅医療を行ってきた実績を踏まえ、私たちを取り巻く医療環境、自宅での療養はどのように行われるのか、事例を通じた患者さんの声、ご家族の想いなどを「次代を担う医療者のための地域医療実践読本」著者・ハーモニークリニック院長である明医研中根晴幸医師より紹介させていただきます。
自宅で療養するということについて、地域の皆さんとともに考えていくきっかけになればと思います。
同一のセミナー内容で以下のとおり2回開催いたします。皆さんのお住まいに近い会場でのご参加を心よりお待ちしております。
第1回(東浦和開催)9月2日(土) 14時~16時(2時間)(終了) |
第2回(武蔵浦和開催)10月14日(土) 14:30~16:30(2時間)(満員締め切り) |
◆場所 :ハーモニークリニック2階 カンファレンスルーム ◆参加対象者:さいたま市緑区・浦和区近隣にお住いの方を中心に在宅医療や介護に関心のある方・医療介護関係者も歓迎します。 ◆定員 :25名(参加費用:無料) |
◆場所 :埼玉県建産連 研修センター 103会議室 ◆参加対象者:さいたま市南区・浦和区近隣にお住いの方を中心に在宅医療や介護に関心のある方・医療介護関係者も歓迎します。 ◆定員 :40名程度(参加費用:無料) |
法人本部企画推進室より
医師、看護師、薬剤師、介護職……地域の多職種が連携して患者を救う「チーム医療」とは。今後さらにニーズが増していく「在宅医療」「地域包括ケア」のポイントを徹底解説。本書では、著者の20年以上にわたる経験と実績に基づき、現在求められる地域医療に通用する「実在のモデル」を紹介。すべての医療者にとって必読の一冊。(Amazon紹介ページより引用)出版社:幻冬舎
価格: 1620円
みなさまのご参加を楽しみにお待ちしております。
この度、地域の方々や医療介護関係者のみなさんを対象に、新しい医療を地域に届ける「在宅医療」をテーマとした記念すべき第1回の公開セミナーをハーモニークリニックで開催いたしました。
明医研Facebookにも写真を掲載しているのでご覧ください。
■講師としてハーニークリニックの中根晴幸院長が登壇
中根晴幸院長は、旧浦和市立病院(現在のさいたま市立病院)が1992年に地域のかかりつけ医と緊密な連携を持ち、多くの患者さんの紹介を受ける病診連携の専用病棟として設立した「さくらそう病棟」の管理医師として従事。その後、病院の受け皿となる地域医療を充実させていきたいとの思いから、退院後の継続医療の基点とする機能として1995年に医療法人明医研を設立しハーモニークリニックを開設しました。地域のかかりつけ医としての22年の経験をもとに、今般地域の皆様に「病院医療と在宅医療の違い」「高齢化社会でより必要になる医療とアプローチ」「在宅医療に必要な要素」「クリニックでの在宅医療の実例」等について70分にわたり講演を行いました。その後、参加者の皆さまからいただきました質問に丁寧にお答えいただきました。
第1回「地域の方々のための在宅医療公開セミナー」~医師に教わる「在宅医療」のススメ~ | |
・日時:9月2日(土) 14:00~15:00 ・場所:ハーモニークリニック2Fカンファレンスルーム ・参加者:さいたま市緑区・浦和区近隣にお住いの方々、医療介護関係者 25名(満席) ・プログラム 新しい医療を地域に届ける在宅医療について ~地域のかかりつけ医 22年の経験から~ ハーモニークリニック院長 中根晴幸 <質疑応答>20分間 |
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■受講者の皆様からのご感想(一部紹介)
◇在宅医療で出来ることの広さ、技術的にも思った以上のことが出来ることが分かりました。(50代男性)
◇以前両親を見送るにあたり在宅医療に大変お世話になりました。本日はセミナーを受けまして、詳しく教えていただき大変心強く有難く思いました。(70代女性)
◇在宅医療については、関心はありましたが、無知識・無自覚でありました。如何に考えるべきかを探るため受講いたしました。(80代男性)
◇今のところ(在宅医療の利用は)まだ考えられませんが、通院が不可能な状態になった時は心強いと思いました。(年齢不明・女性)
◇嚥下などの問題で摂食障害となった場合、こういった方々に十分な栄養を与える処置をすることで、摂食ができるようになったり、活発に活動できるほど体力戻るなど、早期からの栄養管理がいかに重要かということが分かりました。(30代男性)
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会場からは様々な質問が寄せられました |
平成24年度文部科学省の「大学間連携共同教育推進事業」の採択を受け、埼玉県立大学、埼玉医科大学、城西大学、日本工業大学が取り組む「彩の国連携力育成プロジェクト」に、明医研が今年も協力医療機関として参加しました。
ハーモニークリニック中根晴幸院長、松林洋志医師、れんけい訪問看護ステーション看護師の土屋昭子管理補を中心メンバーとし、在宅患者さんの協力も得て、医師・看護師・薬剤師・建築士・介護福祉士などを目指す学生たちが他職種間の「連携と協働」を学ぶ場を提供しています。
(施設受入期間:8/21~8/23)
![]() IPWで参加した学生のみなさんとリフレクションを行うハーモニークリニック松林洋志先生 |
6名の学生たちが学んだ多職種連携。今後大きく育ち彩の国に貢献してくれることを願っています。
連携の高い専門職育成への協力も我われ明医研の使命の一つ。
今後も積極的に取り組んでいく所存です。
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「学生は、保険医療福祉の実践現場に多職種混合チームで赴き、援助を必要とする人々や専門職等へのインタビューを通じて、地域でのより良い生活のための提案をする課題に取り組みます。
利用者・集団・地域の理解と課題の発見・解決のプロセス、他職種の相互理解のプロセス、チーム京成のプロセスを体験するとともに、チーム体験を振り返り、自らの今後の課題を見出します。」
(彩の国連携力育成プロジェクトパンフレットより)
明医研中根晴幸理事長と新宿ヒロクリニック英裕雄先生 |
今ではその言葉が徐々に浸透してきた「かかりつけ医」「総合診療」「在宅医療」。まだまだその認知度が低い時代であった20年前から、英先生と中根理事長は在宅医療の質を向上させるために目的を共有し、共に社会的使命をもって取り組んできた同志でもあります。
久しぶりの再会に笑顔がこぼれます |
訪問診療に出発する英先生と中井秀一医局長
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現在はドライバーがいますが、20年前は 英先生の運転で訪問診療されていました |
多職種によるビデオカンファレンス |
英先生による新宿ヒロクリニックの情報提供 |
写真については、明医研Facebookに掲載しています。是非ご覧ください。
「そして本日お伺いしたのが「ハーモニークリニック」だ。
院長の中根晴幸先生は、私の研修医時代の指導医である。私に在宅医療の必要性を教えてくれた師匠でもある。つい最近当院でも外来をはじめかかりつけ医療機関としてのスタートをしたばかりだが、その中根先生が22年かけて、埼玉県浦和市に作り上げたクリニックはまさに中根先生の地域医療の魂が込められた地域医療機関であるはず、その学びを私たちは今こそ必要なのだと感じたのだ。
開設当初からのコンセプトが素晴らしい。
外来診療と同時に、当時ではまだ珍しかった訪問看護、薬局との連動による在宅医療を開始されており、しかも自宅での中心静脈栄養カテーテル設置など非常に先駆的在宅医療をされていた。
それが20年以上の歳月をかけて、クリニック2つ、訪問看護ステーション3か所に増えて、スタッフ数100名を超える大所帯に発展していることは、あながち裏付けがないわけではない。そこには、開設当初からの理念を引きつぐ古くからいるスタッフは、もちろん今でも中心的な役割を担っているし、さらに新規に経営管理の専門家の協力などで、実績だけではなく、新規性、先駆性にも優れている医療機関と成長されているのだ。
当たり前のことだが、そういう実績と先駆性の高度の融合は、若い医師たちの共感を呼ぶ。地域医療に興味がある若手の医師も少なくないはずだが、実際には地域に出てみると、現場の限界性を感じ、自らの将来を投影しづらく感じている医師が多いといわれる。しかしハーモニークリニックに集う8名の常勤医は皆若く、大変問題意識も優れた優秀な医師ばかりだ。
積極的に皆が発言するカンファレンスに私も参加させていただいた。
様々な積極的な質問が飛び交う中、私に今後の研修医の教育の仕方はどうしたらいいのか?など私も答えに窮するような質問を投げかけてくれた。
外来にはCTや内視鏡検査など、クリニックにして最大級の検査機器を擁しており、最大6診での診療体制、さらには様々な非常勤専門医、連動できる訪問看護ステーションや薬局、ヘルパーステーションなどの存在も心強い。
こんな恵まれた環境で、在宅診療はもとより外来診療、ひいては病院の業務など多彩な仕事ができるとは、なんとうらやましいことだと、私も自分が若い時を振り返って思わざるを得なかった。
まさに20年以上前に中根先生が夢見た、若手の総合診療医たちのユートピアがここにあると感じいった次第である。そして若手の医師たちのユートピアはすなわち将来の地域医療のユートピアでもあると、今回の見学を通じて学ばせていただいた。」
「私は研修医を浦和で過ごした。
「英君。これからは在宅医療の時代になるんだよ。」
診療所向けの経営専門誌である『クリニックばんぶう』(日本医療企画)から明医研の取り組みについて取材を受けました(Clinic BANBOO 2017年5月号)。
■実践報告在宅医療症例【第11回】
認知症医療~家族や多職種の声をもとに生活視点を重視した介入が重要~ 取材対象:松林洋志医師・金久保麻紀子れんけい訪問看護ステーション管理者
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松林洋志医師 |
金久保麻紀子管理者 |
明医研の在宅医療(訪問診療および訪問看護・定期巡回・随時対応型訪問介護看護)を導入した認知症(アルツハイマー型認知症、脳血管型認知症)のケースにおいて、患者さんの暮らしを一番とし、生活視点での療養支援を行うことによりQOLが向上した点が取り上げられました。
明医研の在宅医療ではチーム医療において、医師をはじめとする多職種連携により医療職・介護職全体で患者さんおよびご家族の信頼関係の構築に努め、治療およびQOLの向上に日々取り組んでいます。
取材された雑誌を是非ご覧ください。
このたびハーモニークリニックにおいて、近隣のケアマネジャー・医療介護関係者のみなさんとの交流の機会を目的に、第1回勉強会となる「学びのセミナー」を開催しました。この取り組みは緑区が進めている地域包括ケアの推進に寄与するものです。
明医研の医師・看護師・ケアマネジャーを講師とし、「往診医と訪問看護師によるまだまだ伝えたい認知症のこと」をテーマとした当セミナーでは、平日夜の時間帯に関わらず満員のご参加となりました。地域の医療介護関係者みなさんの学ぶ熱意を感じ、また、よいコミュニケーションを図ることができました。
■医療法人明医研主催「学びのセミナー」
・日時:4月28日(金) 18:30~19:50
・場所:ハーモニークリニック
・参加者:緑区・浦和区のケアマネジャー・医療介護関係者 25名(満席)
・プログラム
講義1「深く知ろう!認知症のこと」ハーモニークリニック中井秀一医局長
講義2「看護師による訪問看護ミニ講座~認知症における早期からの訪問看護利用のメリット~」
れんけい訪問看護ステーション 金久保麻紀子師長
質疑応答・ディスカッション
(両講師+在宅療養相談センターさいたま南原田雅子センター長、本部企画室渡部直洋次長)
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■受講者の声「学びのセミナーに参加して」
ケア花水木 介護支援専門員(ケアマネジャー)伊藤健司様
往診や訪問看護と聞くと、動けない患者像を連想しがちです。今回、認知症の概要を振り返り、通院拒否や服薬困難、健康と生活に様々な問題を抱えている事例を通して、その援助の突破口や重要な役割を担う往診と訪問看護の一面を再認識できました。 ケアプランの視点を考える契機となりました。医療の専門性の高さが敷居の高さですが(私だけ?)、学びの機会は医療職種の「人」を感じられる場でもあり、有り難い手がかりです。 |
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今後、ハーモニークリニックのみならず、デュエット内科クリニックを含めて明医研全体で地域の医療介護関係者の皆様にも有益となる学びの場を提供していきたいと思います。どうぞご期待ください。
地域に住む方々が健康で安心して暮らしていけるような地域包括ケアシステムを実現するためには、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、介護士、リハビリテーション療法士、ケアマネジャー、シニアサポートセンターや行政など、多職種の相互理解と密接な関係づくりが欠かせません。
さいたま市緑区では、浦和医師会10班の有志が中心となり、地域包括ケアに関わる多職種の学びの場として「地域包括ケア基礎勉強会(医療ケアネットみどり)」を平成26年から3回にわたり開催してきました。明医研はその一員として運営を支援しています。
職種を問わず理解が求められる専門知識を講義により確認し、実際に緑区で生じた多職種連携の困難事例をワールド・カフェ形式により検討してきました。事例検討では、さまざまな職種の参加者が対等な立場で発言し、問題点の抽出や、今後の連携にも役立つ解決策の提案がなされました。この学びの場を通じて、それぞれの職種が持つ視点や専門性の理解が深まり、また日々の仕事の上で役立つ「顔の見える関係」がつくられてきました。
「医療ケアネットみどり」の参加者は回を重ねるごと増え、第3回では70名の多職種が参加するに至りました。これは、「医療ケアネットみどり」が掲げてきた「地域に即した地域包括ケアづくり」に対する多職種の方々の関心の高さや、切実な想いを表しているものと考えられます。
この「医療ケアネットみどり」の取り組みを拡大し、緑区全体における地域包括ケアの推進を加速させるため、緑区行政が中心となり「地域に即した地域包括ケアづくり」を進めることとなりました。本年度からは、さいたま市緑区高齢介護課が中心となり、「地域包括ケア研修会」と名称を変え推進していきます。
3月25 日(土)に開催された第4回地域包括ケア研修会では、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、リハビリテーション療法士、ケアマネジャー、シニアサポートセンター、介護福祉士、学識経験者、行政など94名の参加がありました。明医研からも7名の医師、10名の医療介護専門職が参加し、地域のみなさんとの交流を図ることができました。
研修会前半では、本会の立ち上げ経緯の説明や、緑区における地域包括ケアの現状、期待される点などについて、緑区役所高齢介護課石﨑博幸課長、医療ケアネットみどりメンバー中根晴幸医師からの開会挨拶がありました。その後、「フレイルについて」(医療法人明医研市川聡子医師)、「いきいき百歳体操」(きんもくせい宇野潤理学療法士)の講義がありました。
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さいたま市緑区役所 高齢介護課 石﨑博幸課長ご挨拶 |
医療ケアネットみどり 中根晴幸医師ご挨拶 |
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「フレイルについて」を講演する 医療法人明医研 市川聡子医師 |
「いきいき百歳体操」を講演する きんもくせい 宇野潤理学療法士 |
テーマ:「複雑な健康問題を多数抱えた在宅患者を多職種で支えている事例」
研修会後半では事例検討が行われました。
みなさんは「ワールド・カフェ」をご存知でしょうか?ワールド・カフェはリラックスした雰囲気で創造的な話し合いを行うための手法であり、アニータ・ブラウン(Juanita Brown)氏とデイビッド・アイザックス(David Isaacs)氏により開発・提唱されました。ワールド・カフェでは、通常のグループディスカッションと異なり、議論の途中で一部のメンバー(テーブル・ホスト)を残し、その他のメンバーは「旅人」と呼ばれて他のテーブルに移動します。グループ討議中にメンバー構成を変えながら話し合いを続け、まるで参加者全員が話し合っているような効果が得られる特徴があります。緑区の地域包括ケアに携わる全職種がより良い関係を築き、そして学びの効果が高いことから、前回に引き続き今回の研修会でも、この手法が取り入れられました。
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明医研中井秀一医師が ホストを務めました |
94名の参加による ワールド・カフェ |
今回設定したテーマについて、住み慣れた地域で最後まで自分らしい暮らしが送れるためにできることを多職種で活発に議論しました。テーブル・ホスト以外の参加者は、最初のテーブルで議論をした後、「旅人」として他のテーブルに一旦移動します。移動先のテーブルで出会ったメンバーやテーブル・ホストと議論する中で新たな気付きや着想を得て、最終的に元のテーブルに戻ります。ワールド・カフェの最後には、テーブルごとにテーマの問題点や解決策が発表されました。
今回で通算4回目の開催となった地域包括ケア研修会。受講者からも同じ地域で顔の見える医療職の強い結びつきの機会を引き続き開催してほしいとの声が寄せられました。引き続き、私たちも積極的な参画をして参ります。
日時 | 平成29年3月25日(土) 14:00~16:30 |
場所 | さいたま市緑区役所 3階大会議室 |
主催 | さいたま市緑区役所 健康福祉部 高齢介護課 |
参加者 | さいたま市緑区で地域包括ケアを実践する医療介護関係者 |
明医研Facebookにおいても明医研の各取り組みの写真を多数ご紹介しています。
地域のケアマネージャー・医療介護関係者の皆さんを対象としたセミナーを開催します。
講師は、ハーモニークリニック医局長・中井秀一先生ならびにれんけい訪問看護ステーション管理者 金久保麻紀子師長です。
◆日時 :平成29年4月28日(金) 18:30~19:50 ◆場所 :ハーモニークリニック2階 カンファレンスルーム ◆参加対象者:地域のケアマネージャー・医療介護関係者の皆さん ◆定員 :25名 ◆参加費用:無料 ◆軽食(サンドウィッチ)を用意してお待ちしております。 ◆申し込み締め切り:4/15延長(満席になりました) |
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■開催結果をこちらの記事にまとめましたのでご覧ください。
みなさまのご参加を楽しみにお待ちしております。
前回2016年3月5日(土)に開催された第1回埼玉ポートフォリオ発表会に引き続き、医療法人明医研と 医療生協さいたま さいたま総合診療医・家庭医センター(SGFAM)の合同主催による第2回埼玉ポートフォリオの発表会が開催され、20名を超える参加者が一堂に会しました。
ポートフォリオ事例評価は、プライマリ・ケアに関わる医師の診療業務において、包括的かつ統合的なアプローチを進めていくための優れた学習方法です。家庭医療後期研修プログラムの修了評価や、専門医認定評価として活用されています。
今回の発表会は、埼玉県内で家庭医療研修を行っている専攻医からポートフォリオを発表していただき、参加された指導医や多職種の皆さんからフィードバックをいただく形で進行されました。
今回は、「BPSモデル(生物心理社会モデル)を用いて問題解決を試みた症例」や「家族カンファレンスもしくは家族が問題を解決するために援助をおこなった症例」など、家庭医療専門医の立場から自ら問題解決に取り組んだ事例が参加者から発表されました。
参加者からの発表について、会場からは「チーム医療が適切に発揮されている好事例であった」、「失敗から学ぶことも多いが、実は成功した体験から学びなおすことも多い。今回の経験が会場の皆さんと共有できたことはとても良い機会となった」、「先生の介入により、生じた家族の行動変容をより明確にされると更に分かりやすくなる」など、有益なフィードバックや感想が多く寄せられました。
また、発表者からも「いただいたご意見から新たな学びを得た」、「他施設の先生方の発表を聞くことができ、自分自身のポートフォリオを客観的にとらえることができた」といった感想が寄せられました。
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「埼玉ポートフォリオ発表会」では、発表者が所属する医療機関の参加者のみならず、他の医療機関から参加された方々からのフィードバックを通して、より実践的な学びを得ることができます。また、埼玉県内の総合診療医・家庭医が多く集まる貴重な機会です。ここでの出会いを通じて、新たなネットワークが生まれています。
次回(第3回)の発表会についても、是非ご期待ください。
主催:医療法人明医研・医療生協さいたま さいたま総合診療医・家庭医センター(SGFAM)
共催:日本プライマリ・ケア連合学会 埼玉支部(日本プライマリ・ケア連合学会専門医・認定単位更新(1.5単位取得)あり)
日時:2017年3月4日(土)15:00~18:00
参加職種:医師、看護師、ケアマネジャー、事務職
場所:さいたま市浦和区
・開会挨拶
医療法人明医研 ハーモニークリニック 中根 晴幸院長 (埼玉プライマリ・ケア連合研究会 代表世話人 日本プライマリ・ケア連合学会 埼玉支部長) 中根晴幸院長のドクターズ・ファイル紹介ページはこちら |
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医療法人明医研 ハーモニークリニック 中井 秀一医局長 (日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医・指導医) |
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・ポートフォリオ発表
埼玉協同病院 久志本 舞衣子先生 |
「アルコール依存症の独居・男性・高齢者に家族志向性アプローチ介入した症例」 |
埼玉協同病院 小野塚 良輔先生 |
「BPSモデルを用いて介入したアルコール依存症患者」 |
国立病院機構 東埼玉病院 山田 啓文先生 |
「認知症高齢者へ包括的な評価を行い介入を試みた一例」 |
・閉会挨拶:医療生協さいたま さいわい診療所 所長 関口 由希公先生
明医研Facebookにおいて写真をご紹介しています。
診療所向けの経営専門誌である『クリニックばんぶう』(日本医療企画)から明医研の取り組みについて取材を受けました(Clinic BANBOO 2016年9月号)。
記事名「人材育成の強化書【第3回】医療法人明医研 ハーモニークリニック」
医師、看護師だけでなく、臨床検査技師、診療放射線技師、医療秘書科、事務職員や、ハーモニークリニック、デュエット内科クリニックに併設されている訪問看護ステーションの訪問看護師、訪問介護士など、まさに職種の壁を越えた医療法人明医研(以下「明医研」)の仲間たち65人が「認知症ケア指導管理士」試験に挑戦し、全員が合格を果たすという快挙をあげました。
<認知症ケア指導管理士とは>
介護や医療現場で認知症患者のケアに携わる人の指導・管理を行える人材の育成や、認知症ケアの専門性を向上させることを目的として、財団法人職業技能振興会が認定する資格です。
合格率は全国平均で60.6%(2010年7月から15年12月)という試験です。
<画像は「くりにっくばんぶう」人材育成の教科書【第3回】医療法人明医研 ハーモニークリニック より引用>
平成28年9月1日、埼京線与野本町より徒歩7分、さいたま芸術劇場前に「アトリオ訪問看護ステーション(居宅介護支援事業所併設)」がオープンしました。
アトリオ訪問看護ステーションホームページ:http://meiiken.or.jp/atrio
住み慣れた場所で心ゆく日々を支えるために、ひとりひとりの人生に寄り添える訪問看護を目指します。また、地域のコミュニティ・スペースとして、退院後の家での介護のこと、このところ家族の様子が心配、介護は先のことだけれど今から準備したい、、、などの相談スペースを設けています。
いつでもお気軽にご相談ください。
〒338-0014 さいたま市中央区上峰4-8-18
(さいたま芸術劇場前)
電話 048-762-3623
または、フリーダイアル
0120-373-173(在宅療養支援センターさいたま南)
電話受付時間
月曜~金曜 8:30-17:30
土曜 9:00-12:00
平成28年8月1日午前8時より、定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス「みるくる24」がスタートします。
みるくる24ホームページ:http://meiiken.or.jp/mirukuru24
ご利用者様の生活リズムに合わせて訪問し、24時間365日夜も緊急コールに対応可能な介護度に応じた定額制のサービスです。
【サービスの4つの特色】
①定期巡回サービス
あらかじめ作成された介護計画に基づき、排泄、入浴、食事などの介護や日常生活のお世話を、一日何回かの定期訪問で提供します。サービスに要する時間は1回につき概ね20分未満です。
②随時対応サービス
随時、ご利用者またはご家族からの相談や通報をオペレーターがうかがい、内容に応じて電話による相談援助、訪問介護員の訪問、看護師による対応、医療機関への通報や救急車の出動要請などを行います。
③随時訪問サービス
転倒や体調不良などの突発的な出来事が起きた時には、オペレーターが対応し、訪問介護員がご自宅を訪問し、定期巡回サービス以外の介護や日常生活上のお世話などの訪問サービスを提供します。
④訪問看護サービス
看護が必要な方に対して、主治医の指示のもとで看護職員がご自宅を訪問し、医師との連携を図りながら、訪問看護サービス(療養上のお世話または診療の補助)を行います。
【サービスについてのお問い合わせ・お申込み】
電話番号は通話料・相談料無料の 0120-373-173 (在宅療養相談センターさいたま南)
お問い合わせ受付時間
月曜~金曜 9:00~17:00
土曜 9:00~12:00
明医研では訪問診療・訪問看護・訪問介護などの在宅医療を積極的に行っております。
明医研では、患者さん・ご家族の在宅療養に関する疑問点をご相談いただける窓口を、在宅療養専用窓口(フリーダイヤル)として一本化しています。「その人」らしい生活を続けるために、退院後の生活、療養、主治医・訪問看護・訪問介護のご利用等、不安や小さな疑問などお気軽にご相談ください。(開設日:2016年5月20日)
フリーダイヤル 0120-373-173 (2021年1月23日まで)
受付時間 月曜~金曜:9時~17時 土曜:9時~12時
~2015年(平成27年)5月23日 緑区プラザイーストにて~
第1回が好評につき、第2回地域包括ケア基礎勉強会(浦和医師会10班有志~医療ケアネットみどり~主催)が行われました。前回より2倍近多い、浦和区・緑区などから実に38事業所、65名の様々な職種の方が参加がありました。
グループワークを通して地域の中で他職種同士のチーム意識が高まりました。地域の方々が安心して過ごせるために、地域医療・介護に関わる我々が意識すべき目標も共有でき、次につながる良い会となりました。
~2014年(平成26年)9月7日 ハーモニークリニックにて~
急速な高齢化社会の進展に対応して、医療職・介護職・行政が協力する地域包括ケアが各地域に求められていることから、9月27日ハーモニークリニックにて第1回「地域包括ケア基礎勉強会」が行われました。
地域のクリニックの医師、歯科医師、薬剤師、看護師、ケアマネージャーなど34名の参加がありました。自己紹介からはじまり、グループワークでは事例にもとづきそれぞれの職の立場から様々な意見や情報交換してケアプラン作成と意見交換実習を行うことができました。